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ターナー*ってどんな体質ですか?


ターナーは女性だけにみられるもので、同じ年齢の周りの女性に比べて背が低いとか、なかなか女性らしい体つきにならないなどの特徴があります。けれどもふつうの女の子ですから、そうした特徴は病気というよりも体質といえます。

背の低さはひとりひとり違いますが、一般の成人女性の平均身長が158cmなのに対して、ターナー女性の成人身長の平均は138cmです。ターナーの伸び方の特徴は図:日本人ターナー女性の成長曲線(次ページ)をご覧下さい。

乳房の発達などの二次性徴は、卵巣から女性ホルモンが出はじめると起こってきます。ターナー女性では卵巣の働きが不十分なことが多いので、なかなか女性らしい体つきになってきません。

*ターナー症候群のことを、かた苦しい名称を避けるために、ここでは単に「ターナー」と呼びます。

そのほか、ターナーの子どもにおこりやすいトラブルもあります。
 

  • 赤ちゃんの頃
     母乳やミルクをあまり飲まない、たびたび吐く
  • 4~12歳の頃
     中耳炎になりやすい
     耳が痛い、耳垂れがある、聞こえにくいなどの症状が出たら早めに受診
  • いろいろな年齢で
     心臓(大動脈弁)や大動脈に異常を指摘されることがある

体にはどんな特徴がありますか?

ターナー女性には体に特徴があります。例えば、

  • 首が太めで、とくに両肩に向かってすそが広がっている
  • 握りこぶしを作ると薬指や小指のコブが出にくい
  • 腕を伸ばしたときに、ひじはまっすぐよりも親指の側に曲がっている
  • 左右の乳頭がやや外側の位置にある
  • ほくろが多い


などです。

ここにあげたような特徴は、特別にめずらしいものではなく、目立つものでもありません。またひとりひとりのターナー女性が全部の特徴を持っているわけでもありません。ですから、そのような特徴から受診することはほとんどないでしょう。

初めて受診するきっかけは低身長であることが多いので、次のページでターナーの成長について説明します。

ターナーであることに早く気づいて治療を受けることで、背を伸ばしたり、適切な時期に二次性徴が起こるようにしたりすることができます。
 

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