身長を伸ばすカギは「ホルモン」



お子様の成長に必要なのは「栄養」ですが、そのほかに重要な役割を担っているのが、体内で分泌されているホルモン。なかでもカギをにぎるのは「成長ホルモン」「甲状腺ホルモン」「性ホルモン」の3つです。「成長ホルモン」は脳下垂体から分泌され、骨を伸ばすと同時に筋肉や皮下組織にはたらきかけてからだを大きくします。甲状腺ホルモンは全身の細胞に作用し、骨の成長にもかかわります。性ホルモンは思春期である二次性徴の成熟に必要です。これらのホルモンが不足していると、お子様の身長に影響を及ぼすことになるのです。

身長には「伸びる時期」があります


低身長のなかにはまれではありますが、病気が原因のケースがあることは先のページでご紹介したとおりです。これらの(1)~(4)の場合には、「成長ホルモン」を注射によって補う医学的な方法によって身長を伸ばす治療方法が確立されています。「いつか伸びるから、今急がなくても..」そうお考えの保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし治療をためらったままで多感な年ごろとなり、「やはり背を高くしたい」と決断しても間に合わないこともあるのです。思春期に入って二次性徴が成熟すると骨も成熟してしまい、いくら成長ホルモンを注射しても骨が伸びてくれなくなってしまうのです。
 

身長の伸びは、期間限定。低身長に気づいたらなるべく早いうちに、専門医のもとで何が原因なのかを調べてみましょう。

 



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