ヌーナン症候群の方の成長パターン

 

ヌーナン症候群の方は、やや小さめの身長で生まれ、1歳頃までにー2.5SDくらいになります。その後、男の子で12歳、女の子で10歳半くらいまで、ほぼー2.5SDで推移します。

 

思春期の成長のスパートは遅れる傾向にあり、平均の成人身長は、男性で157.3±7.4cm、女性で146.8±6.9cmといわれています。

 

成長ホルモンってなに?

 

成長ホルモンは脳にある下垂体という器官でつくられ分泌されるホルモンで、子どもにおいては文字通り体を成長させるホルモンです。

肝臓や、骨の端の方にある成長板(骨端線)と呼ばれる軟骨組織に働いてIGF-Ⅰという物質を合成・分泌します。IGF-Ⅰは、成長板(骨端線)の軟骨細胞を増やして骨を伸ばして、成長を促します。それとともに、筋肉や皮下組織など、いろいろな臓器に働いて体全体を成長させます。

 

成長ホルモンには、体を成長させる以外にも、脂肪の代謝を促して、脂肪がたまらないように適度に調節したり、骨塩量を高めたり、糖代謝を正常に保ったりなど、いろいろな作用があります。

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