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「小さく産まれた赤ちゃん」とは?


生まれたばかりの赤ちゃんの平均身長は、男の子49.2cm、女の子48.7cm、平均体重は、男の子3,076g、女の子2,990g と報告されています。*

実際には大きく生まれた赤ちゃんもいれば、小さく産まれた赤ちゃんもいます。
 

* 出展:厚生労働省「21世紀出生児縦断調査(特別報告)」より
 

小さく生まれた赤ちゃんの中には、お母さんのおなかの中にいる間の在胎週数からみたときに、身長の伸びや体重の増加がゆっくりで、一定の基準に追いつかずに生まれてくるお子さんがいます。

こうしたお子さんは、英語ではSmall-for-Gestational Ageの頭文字をとって「SGA」と呼ばれます。

原因については、母体や胎盤が原因のこともあれば、胎児や遺伝の問題ということもあり、さまざまな要因が重なりあっていると考えられます。
 

小さく産まれた子は背の伸びも遅いの?


男の子の標準的な成長をみると、1歳までに25cm、1~2歳の間に10cm、2~3歳の間に8cm伸びますから、50cmで生まれた子は3歳のときにおよそ93cmに成長すると予測できます。

子どもの体には、こうした成長パターンが組み込まれているために、たとえ小さく生まれたとしても、ほとんどのお子さんは2~3歳になるまでの間に、身長や体重が標準の範囲まで追いつきます。

しかし、10人中1人くらいの割合ですが、身長と体重が標準の範囲まで追いつかないお子さんがいます。こうしたお子さんは「SGA性低身長症」と呼ばれます。

SGA性低身長症のお子さんは、成長期を通じて背が低く、また成人になっても背が低いことが予測されます。
 


身長の伸びる速度にはパターンがあって、身長ははじめの1年間が最も急速に伸びその後伸び率は低下しながらも、5~11歳まではなだらかに伸び、12~16歳の思春期で再び急速に伸びます。多くの子どもを年齢別に集めて身長を測定し、その平均値を曲線でつないで作成したものが「成長曲線」です。

この「成長曲線」には+2SD、+SD、平均、-SD、-2SDの線が描かれていますが、これを用いると、お子さんの成長が他の子どもと比べて標準からどのくらい離れているかをみることができます。
 

   



成長曲線にお子さんの出生時ならびにその後の身長と体重を書き込みましょう。年齢は何ヶ月の単位まで細かく書き込んで、これらを線で結んでみます。そして、その曲線が+2SDから-2SDの範囲を大きくはずれておらず、成長曲線に沿っていれば、お子さんの成長に問題はありません。

しかし、一番下の-2SDの線よりも下にあれば、同じ年齢の子どもと比べて身長が著しく低いということです。また、成長曲線のカーブが標準のカーブを横切って低下していたら、成長の速度が著しく遅いという判断ができます。
 

JP/NT/0117/0009