治療中のFAQ


Q.01 去年から成長ホルモン治療を始めたのですが、今年はあまり背が伸びていないようです。

成長ホルモンの治療効果は、1年目は非常によく伸びますが、2年目以降の伸びは1年目ほどではありません。背が伸びる効果を実感できずに、不安になったり、やりきれない気持ちになるかもしれませんが、注射を継続することで、確実に背は伸びていきます。

Q.02 風邪を引いているのですが、注射してもよいですか?

注射をしても問題ありません。高熱で具合が悪い時は、短期間であればお休みしても構いません。
重症度が人によって異なりますので、主治医にご確認下さい。

Q.03 数日、国内旅行にいくのですが、注射はどうしたらよいですか?

2~3日でしたら、注射はお休みしても構いません。ペン型注入器を保冷バッグに入れて持ち運び、宿泊先の冷蔵庫で保管すれば、旅行先でも注射ができます。注射針の予備も持っていきましょう。

Q.04 海外旅行に行くのですが、成長ホルモン製剤を持っていけるのですか?

手荷物として持っていくことができます。貨物にしてしまうと、貨物室内気圧や温度変化で注入器が壊れたり、注射液が凍ってしまう場合があります。また、英文の診断書を持っていくことを忘れないでください。主治医に「このような薬を携行しています」という内容の英文の診断書を書いてもらうように依頼してください。国際線の飛行機内への液体持込には制限がありますが、成長ホルモンやインスリンなどの薬剤は、機内持込が求められています。航空会社によって、取扱が異なりますので、詳しくは、ご利用の航空会社にも問い合わせてください。また、出入国の際に申請が必要な場合もありますので、現地の税関にも問い合わせをしてみてください。→ご参考までに英文の診断書例をご紹介します。診断書にジャンプ 他にも英文の医薬品製品情報(Drug information)や製品の使い方説明書もお持ちください。詳しくは、主治医にご相談してください。


Q.05 注射を打つのを忘れてしまったのですが、どうすればよいでしょうか?

数回でしたら、全く問題ありませんが、次のような方法もありますので、主治医に相談してみて下さい。

・週6回注射している場合には、お休みとしている日に代わりに注射を行う

・週7回注射している場合には、忘れた分を2-3日に分けて、いつもの量に足して注射する


Q.06 注射が痛いです。

注射する部分の皮膚をつまんで、まっすぐに針を刺してみてください。寝てから保護者が注射しても大丈夫です。注射するところを強くおさえてから針を刺すと痛みが和らぎます。深呼吸したり、音楽などで工夫してリラックスした雰囲気をつくりましょう。

Q.07 注射が嫌になってしまったのですが。

まずはご家族や主治医の先生に相談してみてください。主治医の先生は、同じような悩みをもつ患者さんをしっていますので、大切なアドバイスをくださいます。また、注射を続けている方の体験談を読んでみてください。注射の記録も見直してみてください。注射を続けていたからこそ、効果が現れています。

Q.08 注射をはじめたのですが、背が伸びるのか不安で仕方ありません。

治療に反抗的になったり、注射を打つたびに泣いてしまうお子様もいると思います。しかし、お子様が嫌がるからと注射を頻回にやめると治療の効果は望めません。また、効果があまり現れない場合に、ご両親が不安を感じる場合もあります。根気よく治療を続けていくことが、身長を伸ばすための一番の方法ですので、よく家族で話し合い、家族がお子様を励まし、温かく見守ってあげることがとても大切です。

 

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